プロジェクトにサウンドエフェクトとアフレコを追加する
プロジェクトにサウンドエフェクトやアフレコ録音を追加して、特定のフレームに関連付けるこ
とで、オーディオを必要なときに開始および停止することができます。
iTunes
ライブラリまたは
サウンドエフェクトのフォルダ内にあるサウンドファイルは、どれでもサウンドエフェクトとし
て使用できます。
ナレーションのアフレコは、
「
iMovie
」のビデオに対して直接行うことができ
ます。
サウンドエフェクトを追加するには:
1
iMovie
ツールバーのミュージックとサウンドエフェクトボタンをクリックするか、
「ウインドウ」
>「ミュージックとサウンドエフェクト」と選択します。
2
Sound Effects
フォルダをクリックしてサウンドエフェクトを一覧表示するか、 パネル下部の検
索フィールドを使ってオーディオファイルを名前で検索します。
オーディオファイルをダブルクリックすると試聴できます。
3
ミュージックファイルを選択し、
iMovie
プロジェクト内で再生を開始したい位置までドラッグし
ます。
ビデオクリップの下に緑色のサウンドクリップアイコンが表示されます。
ポインタの形が変わったら、
タイトルアイコンの端を
ドラッグします。
サウンドエフェクトアイコン
42
第
2
章
iMovie
の使いかたを学習する
4
ビデオ内でオーディオクリップの位置を変更するには、ムービー内で再生を開始したい位置まで
アイコンをドラッグします。
5
長さを縮めるには、末尾を左へドラッグします。
アフレコを録音するには:
1
「アフレコ」ボタンをクリックして「アフレコ」ウインドウを開きます。
2
使用する録音マイクを「録音元」ポップアップメニューから選択します。
3
「入力音量」スライダを右または左にドラッグします:
Â
音量が小さい場合は「入力音量」スライダを右にドラッグして録音レベルを大きくします。
Â
音量が大きい場合は「入力音量」スライダを左にドラッグして録音レベルを小さくします。
4
「ノイズリダクション」スライダを右端までドラッグして、背景ノイズ(ホワイトノイズ)をで
きるだけ抑えます。
バックグラウンドのサウンドを録音に少し残しておきたい場合は、スライダを左へドラッグし
ます。
5
「ボイスエンハンス」を選択すると、録音した声を滑らかにできます。
6
アフレコを録音しながら音声を聴く必要がある場合、
「録音中にプロジェクトの音声を再生」の
チェックボックスを選択してからヘッドフォンを接続すれば、マイクは再生中の音声を拾いませ
ん。
このチェックボックスの選択を解除すると、アフレコの録音中は音声の再生は無音状態にな
ります。
7
準備ができたら、クリップ内でアフレコを開始する位置をクリックします。すると「
iMovie
」は
3
、
2
、
1
とカウントダウンを行います。
左右のボリュームレベル
インジケータ
第
2
章
iMovie
の使いかたを学習する
43
8
プロンプトが表示されたらアフレコを開始します。
コンピュータのマイクに向かって、明瞭な音声で話してください。左右のボリュームレベルイン
ジケータが緑の範囲を超えないようにしてください。
黄色は声がやや大きいことを示していま
す。赤になると声が大きすぎて録音した音声に歪み(クリッピング)が生じます。
9
録音を停止するには、スペースバーを押すか、
iMovie
ウインドウの任意の場所をクリックします。
アフレコを短縮するには:
m
アフレコアイコンの右端を左にドラッグします。
アフレコのクリップは元の長さよりも長くすることはできません。
プロジェクト内でアフレコを移動するには:
m
再生を開始したい位置のビデオフレームまでドラッグします。
アフレコを削除するには:
m
アイコンを選択してから、
Delete
キーを押します。