動きのある写真を追加する
iPhoto
ライブラリにある写真をビデオに追加することで、ムービーに変化を持たせることがで
きます。
Ken Burns
のパンおよびズームエフェクトを使用すると、静止画に躍動感を与えること
ができます。これは、静止画の上をカメラが移動しながら近寄ったり離れたりする手法です。
写真を追加するには：
1
「ウインドウ」＞「写真」と選択するか、
iMovie
ツールバーの写真ボタンをクリックします。
2
「写真」パネルで、追加したい写真を選びます。
パネル下部の検索フィールドを使って写真を名前で検索することもできます。
3
写真をドラッグして、プロジェクト内で表示したい個所に置きます。
デフォルトの写真の表示時間は
4
秒で、
Ken Burns
エフェクトが適用されます。
プロジェクトの
サムネールスライダの設定によっては、
1
枚の写真がフィルムストリップのように展開表示され
ることがあります。
4
プロジェクトでの写真の表示時間を変更するには、写真クリップの左下隅にある継続時間ボタン
をクリックし（このボタンはクリップの終点近くにポインタを置くと表示されます）、ムービー
で写真を表示する時間を秒単位で入力します。
写真に適用された
Ken Burns
エフェクトが気に入らない場合は、適用方法を変えたり削除したり
できます。
44
第
2
章
iMovie
の使いかたを学習する
Ken Burns
エフェクトを変更するには：
1
プロジェクト内の写真を選択し、
iMovie
ツールバーの切り取りボタンをクリックします。
2
ビューアで「
Ken Burns
」をクリックします。
ビューアに
2
つの切り取り枠が表示されます。
緑の切り取り枠は
Ken Burns
エフェクトの開始位
置を表し、赤の切り取り枠は
Ken Burns
エフェクトの終了位置を表します。
選択した切り取り枠
内に表示される
2
つの矢印の付いた小さなボタンをクリックすると、赤と緑の切り取り枠の位置
を簡単に入れ替えることができます。
3
緑の切り取り枠をドラッグしてサイズと位置を調整し、
Ken Burns
エフェクトの開始位置を枠で
囲みます。
4
赤の切り取り枠をドラッグしてサイズと位置を調整し、
Ken Burns
エフェクトの終了位置を枠で
囲みます。
2
つの切り取り枠は常にプロジェクトで設定したアスペクト比を維持します。
5
結果をプレビューするには、再生ボタンをクリックします。
赤の切り取り枠をドラッグしてサイズを
調整し、
Ken Burns
エフェクトの
終了位置を枠で囲みます。
クリックするとイメージ
全体が回転します。
クリックすると動きのない
イメージを切り取ります。
クリックすると動きのない
イメージをフレーム全体の
サイズに戻します。
緑の切り取り枠をドラッグして
サイズを調整し、
Ken Burns
エフェクトの
開始位置を枠で囲みます。
クリックすると
Ken Burns
エフェクトを
作成または変更できます。
完了したらここを
クリックします。
クリックすると結果が
プレビュー再生されます。
クリックすると
開始位置と終了位置の
枠が入れ替わります。
第
2
章
iMovie
の使いかたを学習する
45
6
思い通りの結果になっていれば「完了」をクリックします。
クリップの先頭に切り取りアイコンが表示されます。
単に切り取りや回転を適用しただけのク
リップにも、
Ken Burns
エフェクトを適用したクリップにも、同じ切り取りアイコンが表示され
ます。
切り取りアイコンをクリックすると、いつでも切り取りを変更したり取り除いたりできます。
切
り取りエディタを開いて「全体表示」をクリックすれば、いつでも
Ken Burns
エフェクトを取り
除いてビデオを元のサイズに戻すことができます。
「
iMovie
」ではイメージを回転することもできます。
手順については、
「
iMovie
ヘルプ」でイメー
ジの回転に関するトピックを参照してください。
ステップ
5